セミナーのご報告「『攻めのIT経営中小企業百選2015』から学ぶ経営革新事例」

当セミナーを受講できなかった方へ、オンラインセミナーとしてセミナービデオ録画と資料を用意しました。(一般:¥2,500円 ITMS組合員/個人会員:¥1,000円)

※ご注意:オンラインセミナーでは、当日のプログラムのうち、講演-1、講演-2、及びパネルディスカッションをご提供しております。

テーマ

「“守り”から“攻め”へ、IT活用の新たなステージ」~『攻めのIT経営中小企業百選2015』から学ぶ経営革新事例~

日 時

2016年1月19日(火) 13:30~17:30

会 場

貸会議室内海 3F教室

東京都千代田区三崎町3-6-15(最寄駅;水道橋)

主 催

ITマネジメント・サポート協同組合

後 援

一般社団法人クラウドサービス推進機構 (CSPA)
東京都中小企業団体中央会
特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会)

【趣旨】

ITの高度化に呼応して、その活用が企業の経営革新にとって有益な役割を果たすことが期待されています。わが国企業では、社内の業務効率化・コスト削減を中心とした「守り」のIT投資に主眼が置かれ、欧米企業のようにIT活用による製品・サービス開発力強化や、ビジネスモデル変革を目指す「攻め」のIT投資が少ない傾向があると言われています。今後は企業競争力を高めるために、「攻め」のIT投資による「攻め」のIT活用が強く求められてきます。

今回のセミナーでは、まず「攻め」のIT経営を推進する上で知っておきたい次年度の国の施策について、経済産業省小池室長よりご講演いただきます。そして業界でいち早く「攻め」のIT活用を実践され、『IT経営中小企業百選2015』に選ばれた2社にご講演をいただきます。

はじめに、当初は労働集約型である刺繡加工業務の合理化のためのIT活用であったが、Webを活用したトータルシステムとして完成させることで、収益の稼げるビジネスモデルへの転換を実現した「株式会社ミノダ」様にご講演いただきます。

続いて、生産管理の強化で会社の基礎体力を高めるいっぽう、3Dプリンタ等のデジタル工作機器を取り込み、IT情報発信ツールを活かした事業ブランディング戦略で新時代のものづくりを切り拓く「株式会社浜野製作所」様にご講演いただきます。

2社とも、着実に売上を増加し、新規の取引先開拓に順調に進んでいるなど、まさにITを”攻め”の手段として活用し、経営革新を実現しています。「攻め」のIT活用の勘所を理解していただくとともに、その運用方法等、多くの気づきを得られると思います。

ぜひ経営者、ITコーディネータ、ITベンダーの皆様、ふるってご参加いただければと思います。

【プログラム】

特別講演:「経済産業省次年度施策について」

             経済産業省 商務情報政策局 地域情報化人材育成推進室
                       室長  小池 雅行様

講演-1:〜“守りのIT”を“攻めのIT”に活用し、ビジネスモデルを確立〜
        「労働集約型事業を、業界初のWebシステムで
                 収益の見込める新たなビジネスモデルに転換」  

             株式会社ミノダ 代表取締役   箕田 順一 様

講演-2:〜“守りのIT”と“攻めのIT”を両輪に、幅広いビジネス展開〜
        「墨田区の町工場“ガレージスミダ”が新時代のモノづくりを切り拓く」

             株式会社浜野製作所 取締役副社長   藤林 豊典 様

パネルディスカッション 
   「『攻めのIT経営中小企業百選2015』選出ポイントと“攻め”の実践」

      ●パネラー:  ご講演各位   箕田 順一 様
                      藤林 豊典 様
      ●モデレータ:  明治大学経営学部 教授、攻めのIT経営中小企業百選2015 選定委員長 岡田 浩一様